アフリカ展開を目指す全ての日本企業にヒントとなる活動を本講義の中でお話ししたしております。
事例としてお話ししているのは2つ。
農業支援ビジネスとなるTOKYO8マイクロフランチャイズと、家事重労働からの解放と健康を届けるセルフサービスランドリーフランチャイズです。
どちらも、日本企業の要望からスタートしたのではなく、アフリカからの留学生が感じる切実なニーズと日本企業の技術やノウハウを掛け合わせたものです。
アフリカが「最後のフロンティアだ」と言われて数十年が経ちますが、そのアフリカへの展開の方法に、直営で展開するのではなく、フランチャイズで展開するという新しいアプローチとしてご注目いただければと、本講義の内容を日本語で公開いたします。(当日は英語での講義でした)
2023年10月22日(日)に開催されたJICAのアフリカからの留学生の来日時研修の最終日の最終コマの講師を弊社取締役の松本信彦が担当いたしました。
松本の挨拶の後に、アセンティア・ホールディングスで2019年夏と三重大学大学院卒業後の2021年3月~9月にインターンシップをしたEnoraさんの活動報告がありました。
皆さん、こんにちは。
このような機会をいただき、大変光栄に思います。
私は松本信彦と申します。
アセンティア・ホールディングの取締役です。
本日は、ABEイニシアティブにおける私の素晴らしい経験を皆さんにお伝えすることで、これからの2年間への希望を持っていただければと思います。
でも...その前に。 先に謝っておきます。
英語を話すのは得意ではありません。お分かりのように...。お聞き苦しい点をお許しください。
https://youtube.com/shorts/vbfIw3oY6rA?feature=share
ちょっと、会社の紹介をさせていただきます。
私たち、アセンティア・ホールディングスは、日本のサービス業の会社の海外展開をフランチャイズという方法で支援する会社です。
日本のビジネスに関心がある世界中の企業と日本を結ぶ役割をしています。相手国の事情やその会社のニーズにあった適切なビジネスパートナーを結ぶ付ける仕事をしております。
この世界地図はコロナの前のものなのですが、19ヵ国で180店舗以上の展開をしています。実はコロナでかなり展開国と店舗が増えて、今では26カ国となっております。
こちらは経営陣のバッググラウンドです。
着物を着て大きなのが私、もう一人が弊社の代表の土屋晃です。
私たちは、中小企業に新規事業としてフランチャイズを提案するということを、世界で初めて行ったチームです。
前職での実績も含めてですが、1800の中小企業に8000店舗以上のフランチャイズのビジネスを経営いただいております。
皆さんがこれから日本で生活すると目にするであろう、焼肉の牛角、かつどんのかつや、女性フィットネスのカーブスなどなどこれらは全て私たちのフランチャイズビジネスの成果であります。
世界に広げているブランドの一部をご紹介します。
チーズケーキにベーカリーに、ラーメンなどなどとフードビジネスが半数で、
もう一方では、ネイルサロンなどの美容、そしてTOKYO8に代表される農業支援ビジネス、そして子供への教育などをフランチャイズ化していっています。
私たちの会社はコンサルティング会社だと間違われるのですが、私たちはBusiness Design Firmといって、顧客ニーズに合った、時代の変化に合った新しいビジネスをデザインしてクライアントともに実践する会社です。
あなたは既にTOKYO8というビジネスをEnoraから聞きました。もしかすると今日よりも前からあなたはこの言葉を知っていたかもしれません。
今やTOKYO8は非常に有名になりました。しかし、そのビジネスが開始されてから、2年です。2年で既に10カ国を超える国で展開できるようになりました。
私たちのBusinesDesign Firmのシゴトの一つです。
今日は私たちが、アフリカのニーズに合ったビジネスをどのようにデザインして、どのように広めようとしているのか?をお話ししたいと思います。
私自身がそうであったように、日本にとってアフリカは非常に遠い存在です。距離的にも遠かったですし、皆さんからしても、今回のABEイニシアチブに応募するまでは日本のことをほとんど知らなかったのではないでしょうか?
世界地図の端っこの小さな島が日本です。
こんな小さな国が、何故世界で初めて有色人種で先進国の仲間入りをしたのか?
何故世界で2位や3位の経済大国になりえたのか?
これからの2年間、3年間で、その答えを見つけ、母国のために、アフリカ全体のために役立ててほしいと心より願っております。
私たちはアフリカについての知識が全くありませんでした。
そこで皆さん方アフリカからの研修生の皆さんからアフリカを学ぼうとしました。利用したのが、多分皆さんが今後参加するであろうNetworking Fairです。
そこで、リアルのアフリカからの学生さんたちと接して、リアルのアフリカについて学んでいきました。
インターンシップも2017年から積極的に受け入れてまいりました。
私たちの、アフリカに対する考えは、私たちのASEANでの経験がベースとなっております。私たちはASEAN諸国で、幾つかのビジネスをフランチャイズで展開しています。
フランチャイズは皆さんお分かりでしょうか?
KFC等が有名な事例ですが、本部が考えたビジネスフォーマットやノウハウを、加盟企業に提供し、同じビジネスフォーマットを他の地域で展開するのです。
本部はビジネスフォーマット作りの天才ですが、フランチャイジーは地元においての店舗確保や人材採用、マーケティングに長けています。相互の良い部分を補完し合う関係がフランチャイズです。
私たちはアフリカにアプローチするまでに17の国と地域に180カ所のビジネスを展開していました。
その延長でアフリカでもフランチャイズ展開が出来ると予想していました。
私たちは、ラーメン、ベーカリー、スイーツなどのフランチャイズビジネスを提案していました。
しかし、日本サイドの方々は私たちの活動を笑っていたそうです。アフリカの企業経営者が日本のフランチャイズに関心を持つはずがないと。またフランチャイズ等上手く行かないと思っていたからです。
実際、アフリカの経営者たちは興味を持っていました。
特に日本のパン屋に興味を持ち、TICADのミーティングを抜け出して店を訪ねていった。
実際は高い関心を持つものの、お金の話になると事情が変わってきます。2019年秋にエチオピアとDRコンゴまで商談に行きましたが、実りはありませんでした。
が、成果に結びつかなかった。
2019年秋にエチオピアとDRコンゴに訪問しました。
確かに首都の一部には、日本のビジネスを展開できるだろうことはわかりました。しかし一つの国に、1つか2つしか展開できる余地が無いと感じました。
他方、様々な課題があることがわかりました。
こちらの社会課題の解決の方に日本企業のノウハウや経験が活かせるのではないか?それをフランチャイズ出来るのではないかと思いました。
交通手段
道路の整備もそうですが車を持たない人の交通機関の問題
バスなどの運行の適時性の問題
電線
電気が行き届いていない問題
郵便システム
郵便が各家庭にまで届けられる仕組み
トイレや下水
衛生的なトイレや、下水問題。下水処理も大規模に集めるから困難?
子どもの教育
都市部は十分に良いが、農村部の子供の教育の問題
農業特に地方の小規模農家の問題
小規模農家の生産性の問題、所得の問題、
貧困からの脱却
家族が行きていくことが苦しい世代が多い問題
格差是正
都市部と農村、持つものと持たざるものの差、下から上に上がることの困難さ。
日本も160年前までは、ちょんまげで草履で着物を来た生活でした
そこから徐々に経済が発展して、社会が発展して、諸外国の良い技術を学んで真似て日本で定着していきました。これらの課題の解決は、日本は少し前に経験しているのではないか?とお思います。
これらの課題をクリアに出来る方法を日本または日本企業が保有する技術やノウハウや経験から提案したい。しかもビジネスとして、出来ればフランチャイズビジネスとしてアフリカに提案したいと心から思いました。
フランチャイズ化するというのは、どういう意味があるのか?
それは横展開を容易にするという意味です。
例えばモザンビークで最初に導入した方法を、ケニアでもガーナでも実践できるように、最初から品質が同一になるように考えて設計してビジネスを作り上げるのです。アフリカは50カ国以上あるのですから、一つの良い方法をみんなでシェアすることが出来るのです。
なぜフランチャイズに力を入れるのか?
それは、フランチャイズは継続的な教育を提供し、ビジネスの質を維持することができるからです。
フランチャイズでは、ビジネスを通じて多くの経営者を育成することができます。
アフリカに必要なのは、人材育成を目的とした教育を提供する多くの経営者を生み出すことだと思います。
「成功への「時間を買う
成功を買うのではない。成功も失敗も含めて、フランチャイザーの経験を買うことです。
商標、店舗デザイン、従業員教育、メニュー、仕入先を含む包括的かつ継続的なコンサルティング
日本は各国の "タイムマシン"
自分の国でこれから何が起こるのか、日本の過去の歴史にヒントがある。過去に日本で流行したビジネスで、今あなたの国で流行っているものは何ですか?
ところでタイムマシンは分かりますか?
そう、少し先のことを把握できる夢の機械
私たちは日本のことを、あなたの国のタイムマシンだと思っています。
この人口ピラミッドは、ご存知のカタチですよね。アフリカの全ての国を合わせたピラミッドがこの形です。
さて、
これはどこの国かわかりますか?
実は日本なんです。
ただし、1950年。先の世界大戦が終わった5年後の日本の姿です。
似ていますよね。
この日本で、その後、どのような変化があったのかを見て欲しいのです。
人口は増え、特に子供が沢山生まれて、若者が増え、今のアフリカと同じですよね。
この表のように一人当たりのGDPも人口増加とともに増えていくのです。
1960年代から1970年の日本に起きた新しいビジネスのことをご紹介します
日本の場合は、第二次世界大戦後のベビーブーマー世代から、一学年当たりの同学年の子どもの数が爆発的に増えました。
増えた子供が若者世代になると、遊び場が必要となり、若者の遊びのビジネスが日本中に増えました。映画館やボーリング場です。
若者が車に乗るようになり、それまで町の中心部に商業が集積していたのが、郊外のロードサイドに店が増えていきました。特にレストランは気軽なレジャーでもあり、道路沿いの店が増えました。飲食店が産業になっていったのもこのころでした。
やがて若者は結婚して子どもが出来ます。更に一学年当たりのこどもの数が増えていきます。そして、競争も生まれます。働く場所の数は増えていないので、競争が激しくなります。子どもは親世代よりも豊かになることを求めます。発展したのが公的な学校ではない、私立の学習塾です。大きなブームになります。
同じ時期に日本で誕生したのは、セルフサービスランドリーでした。
このように、日本の過去から、自国の今や未来を考えるのは、有意義だと思っています。
それが、タイムマシンだという理由です。
フランチャイズは、フランチャイザー(本部)とフランチャイジーの双方にとって優れた経営戦略であると思っております。
フランチャイジーは良い業態を選ぶことで成長できる。
フランチャイザーは資本がなくても知恵を絞って成長できる。
双方にとって、優れた関係です。
上下関係ではなく、イコールパートナーの関係です。
フランチャイズもこのようなことができるということをご紹介します。
ひとつの事業を複数の場所で同時に展開したTOKYO8のケースである。
ある加盟店からは、
「10倍濃厚液で害虫を駆除したところ、劇的な結果が出た!」という報告が入り
別の加盟店からは
「気候変動に対して、この作物は強かった!」と
更に他の加盟店からは、
「苗の段階こそ、素晴らしい効果を発揮した!」
などなど。
フランチャイズは同じチェーン内の加盟店同士が、仲間です。
情報を共有し、志を同じくする者同士で情報を共有すること、それこそがフランチャイズの価値なのです。
一人の成功よりも、みんなでの成功の方が価値がある
と、つくづく思います。
【社会の課題を事業で解決する】これは私たちの数十年前からのモットーであり、今こそアフリカのために知恵を絞りたいと決意しました。
そして、上記の課題にクリアできる日本企業のノウハウや技術は無いか?と探すようになりました。
そして、地元の食料生産、特に農業を支援する日本の技術やビジネスを探す決心をしたのは、2019年末のことでした。
意識して探していると、幸運の女神はやってきてくれるのです。
アフリカの社会課題をリアルに感じて一年経たずに、私たちは太陽油化と出会いました。
日本の首都東京で60年前に創業し、汚泥処理の仕事を35年以上続けている会社です。彼らは微生物のプロフェッショナルで、微生物で汚泥処理をするともに、その微生物を使った新商品を作っていました。TOKYO8です。
太陽油化は、サーキュラエコノミーを実現することを本気で目指している会社でした。
60年前に父親が創業した会社を長男が継いで、それを弟たちが支えるという伝統的な日本のファミリービジネスです。
TOKYO8を知って私たちは直観しました。これはアフリカに喜ばれると。
丁度そのころに、ABEイニシアチブ5バッチのEnoraさんが私たちの会社にインターンで来る直前でしたので、Enoraのインターンの活動の中で、TOKYO8の実現可能性調査と、ビジネスモデル作りを据えました。
その後は様々な幸運があり、6カ月の間にTOKYO8のビジネスの可能性が広がり、海外でも特にアフリカでの展開可能性が見えてきたことで、Enoraは太陽油化の社員として、TOKYO8事業の海外展開を進めることとなったのです。
Enoraさんの弊社でのインターンシップは、2021年3月末から9月までの日程でした。
その期間中の8月に、夏季短期インターンシップも受け入れておりました。その時はSDGsグローバルのフィリピンからの方と、ABEイニシアチブのモーリタニアからの2名を受け入れておりました。その夏季短期インターンシップで、私たちの顧客企業としての太陽油化を訪問した時に、転機が訪れたのです。実は今日も後ほどビデオメッセージで登場するAichaさんなのですが、太陽油化の会社に訪問し、TOKYO8の話を聞いて実際の設備を視察し、『これは国に帰ったら自分でビジネスにしたい』と言い出したのです。
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ABEイニシアチブ卒業生が参加できるビジネスモデルを作ろうと意識した瞬間でした。
結果として私たちはTOKYO8マイクロフランチャイズモデルを構築し、各国で自国の農業問題や食料問題に意識を持ち、ビジネスチャンスに感じる方々にフランチャイジーとなって活動いただいております。
Aichaさんも、その一人で、モーリタニアで事業開始しています。
ここでは、ABEイニシアティブの卒業生が関与できるビジネスモデルを紹介します。
TOKYO8微生物のストック溶液を日本から送ります。
その微生物を水と餌で培養する。1ヶ月で培養液は300倍になる。
必要な設備は写真のようなシンプルなもので、2000米ドルで設置することができるです。
このサイズのビジネスであれば、ABEイニシアチブ卒業生が参画できると判断しました。
2021年10月、ちょうど2年前に私たちはWEBINARを開催しました。
その時まで会っていた100名を超えるABEイニシアチブ卒業生に向けて、小規模農家支援ビジネスの説明をする最初のWEBINARでした。
35名が各国から参加してくれました。
WEBINARでは、いろんな意見をもらいました。
実は最初のプランでは、TOKYO8の現地生産に必要となる微生物を餌として人間の糞を使うプランを描いていました。
しかし、その日、そのスライドの直前まで熱心に聞いてくれて質問してくれていたみんなが、そのスライドから沈黙に変わりました。
私たちは深く理解しました。
皆さん、人糞を扱うのはネガティブだと。
実は、アフリカの社会課題である、トイレ問題も下水処理も一緒に解決出来る!!と喜んで説明したのですが、みんなには受け入れられませんでした。
家畜の糞を餌にするビジネスモデルに確定した瞬間でした。
そして、そのWEBINARで最初にテスト栽培を開始する10人(10カ国)が名のりを上げてくれました。
10人は農業の専門家ではなく、それぞれに専攻は国際関係であったり、経済であったり、法律であったり様々でした。
結果として10名中、上手に栽培実験が成功したのは、半分以下でした。
ただ、その中から、私たちが想像していなかった成果を生みだす方が出てきました。
例えばリベリアのジョナサン。
彼は農業の専門家ではなかったので、地元の大学で農業を学んだ友人二名を巻き込んで試験栽培に参加しました。そして彼らが私たちを驚かしたのは2つです。
一つは、TOKYO8の害虫忌避効果を発見したこと。害虫に葉を食べられてしまっていたメイズに、TOKYO8を濃度を濃く散布することを試したのです。そして見事に害虫を追いやり、再び青々と葉を茂らせることに成功しました。
もう一つは、TOKYO8を使って学校農園を運営するというアイデアです。無料の学校給食を充実させるための学校農園をTOKYO8を使って実践するというものです。
経皮毒性や経口毒性が無いことが確認されているTOKYO8なので、子どもたちが学校で農作業するにも安全が確保されているのです。
これらのことは、現場から初めて生まれてきます。その声をシェアして、全体で成長していけるのが、フランチャイズの凄さであります。
ここで紹介するのは、TOKYO8フランチャイズの立ち上げに大きく貢献し、帰国後もTOKYO8フランチャイズに加盟しているモーリタニアのAICHAからのビデオです。
今私は、新しい課題に取り組んでいます。それは、洋服を清潔に保つことで、市民の健康を守るということです。
簡単に言ってしまうと、セルフサービスランドリーのフランチャイズ展開です。
日本の機械メーカーとタイアップします。
何故そのようなことが可能なのか?
それは社会の変化です。
社会は、経験経済へと変化しています。
古くから存在する機械メーカーは、モノを売ってビジネスをしてきました。しかし彼らも経験経済の中で、モノ販売からノウハウや知識を販売するビジネスモデルへ転換したいと願っていました。
機械を販売して得られる収益ではなく、衣類を清潔にすることを通じて得られる習癖への転換です。
そのような彼らに、Sergioさんのフランチャイズ化しようという提案は受け入れられたのです。
本日は、Sergioさんから最新のリアルな情報をお伝えします。
Sergioさん、ご登壇ください。
(セルジオさんからは、新しいフランチャイズ「セルフサービスランドリー」がどのように実現したかを語ってもらいました)
可能性を解き放つ: ABEイニシアティブからアセンティア・ホールディングスに出会うまでの道のり
ポイント1:はじめに
こんにちは、JICA奨学生のセルジオ・モライスです。本日は、ABEイニシアティブのおかげで、国際大学(IUJ International University of Japan)で国際関係論(外交政策)の修士課程を修了してから、アセンティア・ホールディングスのインターンになるまでの道のりをお話ししたいと思います。
ポイント2:私の経歴
この旅に出る前は、CLE Enterprisesで人事マネージャーのアシスタント兼翻訳者として働いていました。
また、オリジナルデザインのTシャツを専門とする小さなアパレル・ビジネスを経営していました。
ポイント3:アパレルビジネスの拡大
モザンビークにはまだないセルフサービスのコインランドリーを始めようと思いました。
ポイント4:ビジネスプランの設計
この夢を現実にするために、私は包括的なビジネスプランを設計した。
ポイント5:適切な機会を見つける
卒業後インターンシップを探し、アセンティア・ホールディングスに連絡を取りました。
ポイント6:NOBU氏との出会い
NOBUさんとの会話の中で、自分のビジネスプランを伝える機会がありました。
ポイント7:アセンティア・ホールディングスの関与
NOBUさんは私のアイデアに可能性を見出し、アセンティア・ホールディングスのインターンに誘ってくれました。
ポイント8:日本のコインランドリー事業から学ぶ
アセンティア・ホールディングでは、日本でコインランドリーを成功させている企業を紹介してもらい、貴重な知見を得ることができました。
ポイント9:コインランドリー企業との提携
また、日本の大手洗濯機メーカーと会い、パートナーシップの可能性を探る機会にも恵まれた。
ポイント10:ビジネスプランの調整
アセンティア・ホールディングスと一緒に、アフリカ市場に合わせてビジネスプランを改良し、効果的に機能するモデルを作り上げました。フランチャイズ・モデルを通じて、モザンビークにコインランドリー・ビジネスを導入することが決まった。
ポイント12:今後の展開
モザンビークで成功を収めた後は、他のアフリカ諸国への展開を視野に入れている。
ポイント13:アセンティア・ホールディングスの役割
アセンティア・ホールディングスは、支援、指導、専門知識の提供など、この試みを形成する上で極めて重要な役割を果たしてきた。
コインランドリーは、セルフサービスであれ、コイン式であれ、アフリカのコミュニティ、特に女性にいくつかの大きなメリットをもたらすことができる。これらの利点を探ってみよう:
衛生状態の改善:高度な洗濯機を備えたコインランドリーは、衣服の洗浄と消毒をより確実にし、個人の衛生状態の改善に貢献する。
時間の効率化:女性は従来の手洗いや洗濯の家事にかなりの時間を費やすことが多い。コインランドリーの効率的な洗濯機は、時間とエネルギーの節約に役立つ。
マルチタスクの機会:洗濯機で洗濯をしている間、他の生産的な活動に従事する機会を得ることができる。-
コミュニティの形成:コインランドリーはコミュニティのハブとして機能し、交流の場を提供し、社会的ネットワークを構築することができる。
実は、Sergioさんに会うまで、私はコインランドリーのフランチャイズ等検討したことすらありませんでした。
ただセルジオの話を聞いて私は納得して、彼と一緒に、機械メーカーやコインランドリーを経営している会社、コインランドリーの問屋さんなどへアプローチした。
関心を持たない会社もあった。
しかし、ドアは開いた。
(まとめ)
あなたはこれから2年間、日本で勉強する素晴らしい機会を得た。
これは大きな幸運だ。
それを最大限に生かすために、自分の知性と五感をフルに使って、自分の国とアフリカ全体の発展に貢献してください。
強い目的意識を持って生きれば、チャンスは必ず見つかる。その目的意識、目標、作りたい未来について話してほしい。
年後に何を達成したいですか?
隣の人と共有してください。
そして恥ずかしがらずに、私にも大きな声で言ってください。
一緒にやりましょう。
私たちには変える力があり、私たちの未来、私たちの国の未来、そしてアフリカ全体の未来を形作る力があります。
どんな仕事でも、皆さんのために頑張る準備はできています。
ありがとうございました。