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国際大学で講義をしました

作成者: 松本信彦|Jan 27, 2026 5:01:52 AM

2026年1月22日、新潟県南魚沼市にキャンパスのある大学院大学「国際大学」英名:University of Japanにて、講義を行いました。

初めまして松本信彦です。フランチャイズ支援のAssentia Holdingsの役員をしています。

簡単に自己紹介をします。

私たちAssentia Holdingsは、日本のビジネスの海外展開をフランチャイズを通じて実践しています。その歴史は2010年から開始して、現在までに世界29ヵ国にフランチャイズを広げております。

そんな私たちマネジメントチームのバッググラウンドは日本において1991年から20数年間、日本の中にフランチャイズを広めるビジネスを行っていました。フランチャイジーになったのは日本の中小企業です。中小企業の新規事業の手段としてフランチャイズ加盟を提案していました。その数8000店舗です。レストラン4000、フィットネル2000、中古販売1000、子供の教育1000という感じです。その経験を現在は世界中に活かしています。

先ず今日のトップバッターは、IUJの卒業生で、私どもへのインターンシップを経て、モザンビークでセルフサービスランドリービジネスをスタートし、フランチャイズ展開の準備をしているMr.Sergio Moraisから、近況報告とメッセージをいただきます。

(中略)

Mr.Sergio,ありがとうございます。

SELFIEというブランド名、理念にも通じておりとても共感します。今2号店のオープン直前のようですが、1号店は日本Teamが完全バックアップして開業しましたが、2号店は正にSELFIEで、Sergio氏自身が店舗物件交渉からレイアウト設定、マシンの設置から工事の監督まで実施されています。

ここからは、フランチャイズビジネスについて、突っ込んだ話をしてまいります。

フランチャイズビジネスは、企業家を目指すあなたにとって学ぶべき最強のビジネスメソッドだ。

Steave Jobsにはなれなくても、Ray A Krocにはなれる

何故なら、iPhone=スマートフォンという概念と実際の商品を生み出し世界中の人類を虜にしたSteve Jobsにはなれなくても、マクドナルドビジネスの創業者であるRaymond Albert Kroc並みにはなれる可能性が高いからだ。

Ray A Krocは、素晴らしいビジネスフォーマットを作ってハンバーガーショップを創業していたオリジネーターであるマクドナルド兄弟から事業を買い上げて、フランチャイズ展開し、世界最大の外食チェーンになった。

彼のビジネスの嗅覚とフランチャイズ化のノウハウが成しえたことだ。
フランチャイズビジネスの本質について、講義する。

 

フランチャイズとは、役割分担を意味する。

会社の中でも、社員の特性に合わせて、営業や商品開発、製造現場や経理など役割分担の組織の必要性が生まれてくる。人間の営む組織は、太古の昔から、特性に応じた役割分担を行ってきた。

フランチャイズも、役割分担の組織だ。

組織である以上、その構成員の団結力、組織に対する忠誠心、組織の力が問われる。 フランチャイズの唯一の成功要因が「誰と組むか」であるのも同じ理由である。

冒頭のマクドナルドの事例で解説すると、

コアビジネスモデルは、マクドナルド兄弟が構築した。今では当たり前になっている生産性高い効率的な厨房レイアウトや調理ノウハウ、厨房器具の使用方法などだ。小さな店舗で驚くほど多くのお客様にスピーディで質の高い料理を提供することが可能となった。

そのビジネスを、厨房機器のセールスマンであったRay A Krocが知り、マクドナルド兄弟と交渉し、先ず自分が一店舗をフランチャイズ加盟店として経営し、ノウハウの確証をもって、事業全部を買収して、全米・全世界へとフランチャイズ展開を開始した。

日本では、藤田商店という貿易業の中小企業がフランチャイズ加盟した。アメリカではロードサイドのみに出店して成功していたマクドナルドだったが、藤田は銀座の一等地での日本一号店を主張した。当然米国は猛反対したが、藤田は押し切った。だがそれが日本市場の成功の一歩だった。日本人の銀座という町に対する思いと、米国への思いを理解した戦略だった。

マクドナルド兄弟、Ray A Kroc、そして藤田田それぞれの役割をイメージできたであろうか?

これがフランチャイズだ。

Visionとタイムマシンとフランチャイズ

あなたがRay A Krocになるには、マクドナルド兄弟のような優れたビジネスとの出会いが必要である。

が、今、その代替になりうるのがタイムマシンである。

タイムマシン。例えばCovid19のパンデミックによって、zoomなどオンライン会議のシステムが一気に広がりました。パンデミックによって変化したビジネスパーソンの日常を事前にパンデミック前に知っていたら、またパンデミックが発生することを事前に知っていたら、あなたはどうでしたか?
何か違う機会を獲得できていたのではないでしょうか?

実は日本は、USをタイムマシンとして成長した。
孫正義(Softbank)も三木谷浩史(楽天)も、USをタイムマシンとして事業を開始した。
孫自身、タイムマシン経営だと言っている。Visionとは、タイムマシンに乗って、見て聞いて体験したかの如く語れることだと。

私は、日本というのは、皆さんの国にとってのタイムマシンだと思う。
日本をタイムマシンとして研究し、Visionを描き、手段としてのフランチャイズビジネスを理解すると、あなたの国や周辺国での展開するビジネスの視野が一気に広がることをお伝えしたい。

私たちは、あなたの国での可能性あるフランチャイズビジネスのアイデアが、日本から得られることに、何よりの喜びを感じる。

あなたが見つけた、日本から持ち帰りたいビジネスを是非教えて欲しい。私たちは日本企業と交渉し、フランチャイズ化して、あなたの国でのビジネスを現実化するでしょう。

 

最後にSergioのケースを再度説明します。

彼は日本に来て、ランドリーがあちこち存在することに驚きました。そしてこれを母国に持ち帰りたい。ただマシンを持ち帰るだけでなく、経営ノウハウをともに持ち帰る方法としてフランチャイズに目を付けました。

そして、私たちへのインターンシップを申し込みました。彼の申し出から、彼のインターンシップスタートまでの間で私たちは、パートナーとなりうるランドリー運営会社を探しました。

それがTATEISHI Corporationです。

そして、半年の間に、ランドリー機器製造会社へアプローチしたり、TATEISHI Corporationとビジネスモデルを議論して、ビジネスの枠組みを作りました。

そして、SergioはSELFIEというブランド名と理念を打ち立てました。

今、SELFIEという理念に賛同する方が増えているのです。

ご清聴ありがとうございました。