福利厚生に社内にフィットネス設置や社員寮の拡充などが話題になるが、中小企業は縁遠い話。。。ではない、中小企業でも対応可能な福利厚生施設とは、一般利用も可能な施設展開だった。
人材採用難の話は、今後も数十年続き続ける。
過去の人材採用難は、人気業種・不人気業種によるものでしたが、今回の人材採用難は、そもそもの人口減少によるものだから。一過性の対処では対策が出来ません。持続性ある対応が必要です。
ASSiST24が進んで出店しているのは、地方も地方。人口1万人や3万人といった地方の中でも県庁所在地だけでなく、至る所、である。
そのような地方には、大学生もいなければOLもいない。
いるのは、高校生までの若者と、60歳以上の高齢者である。
ASSiST24は、まさにこの高校生までの若者と高齢者を上手に捕まえてえいるビジネスだ。
若者がターゲットである証拠に面白いデータがある。
リクルートが2015年に調査したデータであるが、男子高校生が卒業後に利用したい美容系サービスの1位に掲げているのが「ジム・フィットネス」なのだ。
確かに若い男性は、マッチョになって女子にモテタイという欲求があるようだ。
かつてのようにクルマはモテルためのアイテムではなくなっているようで、自分の肉体を鍛えることが高校生・大学生にとってのモテアイテムであるようだ。
(出展:リクルート)
24時間フィットネスのトップランナーであるエニタイムフィットネスも会員の80%が、若い男性(この場合は40以下の男性)だそうだが、上記のリクルートのデータからも頷ける内容だ。
そして、高齢者のジム利用は、カーブスがシニア女性で急成長した事実からも、高齢者の潜在的なニーズは明白であった。
以下は、実際のASSiST24の時間帯別の会員の男女別・年代別のグラフである。2つの店舗の数値だ。
この2つの店舗は立地環境が違うということが想像できると思うが、左の店舗は工場等、労働者の多い町の店舗で、右の店舗は住宅地に近い店舗だ。
右の店舗は、朝の時間帯から日中はカーブスのように高齢女性が利用客の大半であり、夕方から20~50台の男性客が増えてくる。
左の店舗は、夕方以降の男性客が多い店舗だ。
福利厚生目的だけでフィットネス空間を社内に作るのは、コストでしかないが、このようなASSiST24を地域に開業し、自社社員は福利厚生利用で安価または無料で利用できるようにするのは、いかがだろうか?
店舗も40~50坪、一等地である必要が無いので家賃も一定規模以内。マシンや内装投資も2000万円程度と一定規模以内。
そして更に重要なのが、フィットネス開業後の顧客獲得作戦だ。
今回のテーマの福利厚生は、営業テーマ=顧客開発テーマにもなる。
地域の中小企業に対して福利厚生利用の法人契約の提案が効果的だからだ。
どの業界も人材問題には頭を抱えている。
報酬をアップするのは限界がある。報酬の代わりに社員が欲しがる機能を福利厚生として提供するというのは時代の流れではないだろうか?
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