若者に大人気の餃子居酒屋事例を紹介!何故かお客も従業員も6割女性という現実
餃子居酒屋は、主要地方都市で安心して展開できるアルコールビジネスとして人気です。特に20代の女性客が最も多く、若者がアルコール離れしていると言われる中でも注目されています。
店の雰囲気や接客も活気があり、元気な女性従業員が輝いているため、若い女性から憧れられるお店となっています。
女性に人気な理由の一つには、居酒屋なのに「呑み」を強要されないところがあるのではないか?と分析出来ます。
それは接客用語にも原因があります。
ダンダダンは餃子居酒屋ですので、来店したお客様に客席で最初に聞くのは「何枚焼きますか?」と餃子を何枚焼くか?を最初に尋ねるのです。
ドリンクを尋ねる他の多くの居酒屋やアルコールビジネスと大きく違う印象を与えます。
餃子を武器とした居酒屋は、若者を中心に大人気です。餃子は手軽で美味しい食べ物であり、幅広い世代に支持されています。
「(餃子を)何枚焼きますか?」から始まる接客のために、来店客の99%が餃子を注文されます。実際のPOSデータでも断トツA商品(出数の多い商品)が餃子です。
ダンダダンの餃子は1種類しかありません。
餃子居酒屋ですが1種類の餃子で、メインの焼き餃子と同じ餃子を水餃子にして提供する2メニューです。餃子は全て本部から冷凍で届きます。
厨房では冷凍された餃子を冷凍のまま餃子焼き器に並べて水を入れて蒸し焼きにしていきます。もちろん自動焼き器なので焼き加減は機械が調整します。
さらに、餃子居酒屋は活気のある居酒屋の雰囲気を再現しており、古きよき活気を感じさせることも人気の秘密です。
餃子居酒屋のフードメニューは36品に絞り込まれていますが、バリエーションが豊富であり、お客様には絞り込まれているようには感じられません。
また、厨房業務は非常に簡単であり、包丁を使うのはトマトのスライス程度です。鍋を振る必要もなく、人材選びの幅も広がります。
餃子居酒屋は全国で20社の加盟店を展開しており、地方都市を中心にフランチャイズ募集を行っています。
しかし、飲食経験のない企業は加盟をお断りしており、飲食業界に精通している企業を対象としています。
餃子居酒屋ダンダダンの成功事例から学ぶことができるのは、本部が創業以来構築してきた業態の細部のノウハウの重要性です。
厨房レイアウト、メニューエンジニアリング、内装、外装など、全てにおいて考え尽くされた業態であるため、客層の支持を受けることができています。
また、元気な接客や格好いい女性従業員の存在も成功の要因であり、若い女性から憧れられるお店となっています。