フランチャイズ、多角化・新規事業案件

地方でもインバウンド

作成者: 松本信彦|2024/06/20 23:04:08

地方でもインバウンド

先ずは国宝や景勝地からただ、次第に広がる活動範囲

 

長野県松本市のお客様から新規事業のご相談を受け、社長自身もインバウンド客の増加に関心をお持ちでしたので今昔荘をご提案しておりました。

この度、本社立替計画もあったので、本社社屋の最上階を今昔荘にするというプランでご加盟いただくこととなりました。

 

加盟の前に、物件診断契約※をし、今昔荘本部の大門社長とともに当該物件での今昔荘の可能性を探る活動に同行しました。

※物件診断契約は有料ですが加盟金に充当されます。今回の物件視察でも本部は、現地の競合となり得る宿(一泊素泊まり10万円!)に敢えて宿泊するなどリアルな地元のインバウンドマーケットをリサーチされます。

 (現状、松本で最も1名当り単価の高い宿にも実際に宿泊してリサーチ)

 

前提情報として、インバウンドビジネスの中の今昔荘の価値をおさらい

①インバウンドビジネスで「宿泊」は鉄板です。
 観光客は100%どこかに泊まります。今の時代ほぼネット予約。1か月前にには今月の売上利益確定。

②インバウンド観光客の20%が4名以上。良い宿が存在しません。
 日本のホテル旅館は2名が中心。3名以上が快適に過ごせる宿は希少。ネット予約では「地域×日付×人数」で検索するので、どこでも検索上位に自動的になる

③インバウンド観光客の好みを知り尽くした設え
 本部の社長自身が海外勤務豊富な中で生み出した業態の強さ

④元牛角加盟店の息子さん
 フランチャイズ加盟店の立場も良く理解されている存在
 投資は飲食店並で、人材は社員1名で10施設~20施設運営可能な、基本無人対応宿。
 アルバイトは驚くほど集まり、「飲食業の方の新規事業に提案したい」と。

 

 

松本市は人口23.4万人。人口200万人の長野県では長野市の36.3万人についで第2の都市。長野市には善光寺があり、松本市には松本城と山岳景勝地の上高地もある。ただ私自身、全国仕事で飛び回っている割に、松本市には縁が無く、訪れた記憶が無かった。

加盟店となる会社の社長が言うようにインバウンド観光客は確実に増えていて、松本市に宿泊した外国人の数も松本市の発表データによるとコロナ前を既に2023年に超えて、年間20万人を超えている。

 

しかし、今昔荘がターゲットとしている4名以上のインバウンド観光客はどの程度いるのか?

上のグラフはアセンティアが提供しているデータ=実際に羽田空港と関西空港で自ら調査したデータ=では、全体の20%が4名以上となっているものの、加盟店の社長が良く目にするインバウンド観光客の多くは「二人連れ」であり、今昔荘がターゲットとしている4名以上は本当にいるのだろうか?と心配にもなり、松本滞在の夜21時過ぎに、外国人観光客数組に声を掛けてみた。その結果が以下の通り。

 インバウンド観光客への突撃インタビュー

インドネシアの普通の家族8名は、日本旅行15日間

インドネシア人8人家族:子ども2人+大人6

松本滞在:3日間@東横イン

日本滞在:15日間(東京河口湖松本立山京都)

松本来訪の目的は上高地

  

(21時過ぎにバスで到着しそのまま居酒屋に入るインドネシア家族。スーツケースは店まの路上に置いたまま。「こんなことが出来る日本って素晴らしい!」と本人たち)

 

オランダ人の日本旅行は何しろ長い

オランダ人家族3人:両親と娘(15歳)

松本滞在:3日間

日本滞在:3週間(東京→河口湖→松本→立山→金沢→京都→広島→奈良→東京)

宿予算:34万円

1ルーム3ベッドルームを探した

 

 インドネシア人に上高地がブーム

インドネシア人6人家族:大人6

松本滞在:1日間

日本滞在:6日間(東京松本京都)

松本来訪の目的は上高地

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 参考情報

前回、日光で同様にインバウンド観光客にインタビューをした内容はコチラ>>今昔荘説明

今昔荘全体の説明をオンライン上で提供できるページはコチラ>>今昔荘WEB上説明

 

 

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