どのように論理的に考えても、今後の日本経済において、インバウンドも国内も【観光】無くして成長は語れません。
(2023年4月5日更新)
人間の知識への欲望は無尽蔵です。だから観光は不滅なのです。
テレビや雑誌という既存メディアに加え、ネットで情報収集が容易になり、非日常空間の映像が流れれば流れるほど、リアルでの経験(観光)の価値は上がります。
コロナ前の水準に到達することはもちろんのこと、
そして、日本サイドが見逃していると思えるのが、1組の人数です。
日本の多くのホテルは、シングルとツイン中心で、3名客ですら居場所に困ります。ましてや5名6名となると複数部屋を借りるしかなくなります。日本古来の旅館でも同様で、4名までが限界で、それ以上の収容の部屋は中々ありません。旅を共にする家族や仲間との交流を重視したいのに、身内の交流を図るスペースが無い宿が非常に多いのです。
しかし、今日本にインバウンド観光客として来る華僑もムスリムも基本的に家族が大人数です。旅行で来るのも5名6名以上が多いのが現実です。
実際に、羽田空港と関西空港で2023年3月のある土曜日に実測調査をいたしました。
結果、羽田関空ともに5名以上で来られる方の比率が7%以上という結果でした。(調査方法:空港の入国者ゲート前で入国する人が何人連れであるのかを全てカウントして集計。日本人含む)
①非常駐サービスなので利益率が高いこと
②本部が300室の民泊向けチェックインサービス事業をしたことで、収益性が高い民泊施設の共通点を見つけることができたこと
③賃貸不動産に設備投資をする飲食業界の常識で不動産業界での異質な立ち位置を取り、安い賃料物件の選定や業務委託によって固定費リスクを下げたこと
④コロナ禍でSNSによる集客を開始したこと
飲食の当たり前が宿泊の世界では活きています。
大阪の直営施設の平面図がこちらです。繁華街の外れの未活用の古びる3階建てを丸々リノベーションして、一棟貸切の宿にしました。
飲食店での実践ノウハウが生きるのがSNS活用部分。実は宿泊業でここまで一生懸命やっている宿はありません。
加盟金や研修費込みで総投資3000万円~3500万円
飲食店よりも軽く、飲食同様に(それ以上に)顧客満足を提供できる施設ビジネスです。
1室単価は8万円~10万円(宿泊1名で1万円が目途)
立地とプロモーションを間違えなければ、平均5泊してくださる宿に。すると月間4組で稼働率8割超の宿に!
常駐ゼロなので人件費負担低く
料理提供なしが基本なので、原価もなく
売上は月間200~300万円と高くはないですが、利益でしっかり残る
月商200万円で、営業利益28%55万円、投資回収3年というビジネスモデルです。
関連ページ
https://blog.assentia-hd.com/fc/konjakusou02