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インバウンド消費は、コロナ前2019年同期比17.7%増

訪日外国人旅行消費額は、2019年同期比17.7%増の13,904億円

 

ついに、コロナ前をアッという間に抜き去りました。

円安という訪日客への好条件もありますが、China団体観光客抜きで達成している事実は注目に値します。

四半期で17%Up ということは、来年全体でコロナ前比2~3割増が期待されるということです。

重要なのは、東京でも大阪でも京都でも、「外国人が多くてとんでもない!」という程ではないことです。

これは何を意味するのか?

一つは、従来のゴールデンルート(東京・富士山・京都・大阪)以外に訪日客が目を向けて、地方分散が進んでいること

もう一つは、円安もあって、一人当たりの消費額が増えていることです。

 

 

ここに情けない事実があります。

 

 

https://www.xe.com/からの調査

 

ドルが高くなっているのではなく、

日本円が全ての通貨に対して安くなっているのです。

フィリピンペソ

0.483(20191)0.369202311月) 76.4%24%ディスカウント!

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インドネシアルピー

129201911月)→103202311月) 79.8%20%ディスカウント!

15020203月)→103202311月) 68.7%=31%ディスカウント!

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対インドネシアですと、コロナ直前に比較すると、日本中全品3割引きになっているのです!

かつて日本円が強かった時代に、ハワイで爆買いをしていた私含め日本人の感覚と同じ感覚をほぼ全ての国から来ている訪日客が感じているというコトなのです。

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今後も、この傾向が続くことが予想され、訪日客の日本国内消費は伸びていくことが予想されます。

 

昇りのエスカレーターのような気がしてなりません。