今月のテーマ 1.ズバリ、コロナ後、何に注目すれば良いのだろうか? 2.自社の社員が熱狂的なファンになるビジネス
理念|月刊アセンティア2022年3月
良い時も、悪い時も「理念」が救ってくれる
複数ブランドに加盟なさっている皆さんにとっては、釈迦に説法かと存じますが、コロナ禍や欧州の紛争激化という環境下でも尚、社員一同が前を向いて活動し続けていく、その根本には「理念」があるのではないでしょうか?
会社の理念は経営者がつくるもの。これは変わらぬことだと思うのですが、フランチャイズの加盟店の店舗であろうが、店舗ごとの「店舗理念」があっても良いのではないでしょうか?
絶頂期の牛角などベンチャー・リンクがご支援していたフランチャイズの加盟店では多くのケースで「店舗理念」作りを推奨しておりました。「店舗理念」つくりは、店長が主体的にアルバイトさんパートさんを巻き込んでつくることが出来ます。
「この事業を開始したのは社長だけど、店舗の理念をつくったのは俺たちだ!」という主体性が、どんな環境にでも打ち勝つ店舗風土を形成するものだと思います。
理念は昇華するもの
理念はレベルアップ(昇華)するものという観点に立つと店長が変われば新しい店長が店舗の歴史とそれまでの理念を理解した上で、更に昇華した店舗理念をつくることも出来ます。
この度、アセンティア・ホールディングスでは、「店舗理念」の作り方を研修スタイルでマニュアル化をしましたので、ご希望の企業には詳しくお伝えしたいと思います。
その前に、弊社代表の土屋が過去に執筆したブログの中から「理念」にまつわるものをご紹介いたします。
https://blog.assentia-hd.com/ceo-blog/20170206
https://blog.assentia-hd.com/ceo-blog/20190605
私(松本)が、ベンチャー・リンクどん底の時に、元リクルート幹部から「存続すれば、必ず復活する」という言葉をいただきました。やはり創業オーナーの不祥事でどん底から大復活された立役者ですから価値がある言葉です。しかし私は、存続にこだわらない道を選び、子会社・グループ会社がそれぞれに羽ばたき始めました。それが正しいと思えたのは、「企業家輩出機関」という理念があったからです。
「店舗理念つくり研修」に興味あり>>クリック
次回の加盟店が主役のフランチャイズ商談会は4月14日(木)です
新規FC案件も続々
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食べログ百名店(つまり全国上位100店)のthe 3rd Burger
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この事業をすると若手人材の採用にプラスとなる
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注目の成長ビジネス「eスポーツ」をフランチャイズでしかも収益確定方式
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元気な高齢者を対象とした健康事業
などなど。↓詳しくは特設ページから⤵
https://fc.assentia-hd.com/franchise-fair-0
尚、商談会に登場するFC本部の横顔ご紹介のサイトが新しくなりました。>>https://blog.assentia-hd.com/fc
2月号のおさらい:自社の社員が熱狂的なファンになるビジネス
コロナ禍で人々の移動が制限されるようになって2年。
「新常態」「ニューノーマル」と呼ばれる新しい暮らし方が始まっています。しかもそれは、世界同時に始まっているので、今までのように見本や手本とする経営手法が中々見つけられません。従来の様に東京発のビジネスが地方に広がる気配もない中、私たちアセンティア・ホールディングスは「地域循環型ビジネス」という発想をご提案しています。
簡単に申し上げると、
・自社の社員やアルバイトなどの全てのスタッフに支払われた給料の使い道を探り
・その使い道の中で自社の事業として取り組む価値のあるもの、取組可能性のあるものを検討する
という発想です。
一般に流通しているアンケート結果の情報などからも、ヒントが得られることがあります。
リクルートが調べた情報「高校生・大学生が卒業してから利用したい美容サービス」を以前もご紹介しました。
男子の場合は高校生も大学生も卒業したら「ジム・フィットネス」を利用したいと回答する方が1位であり、
女子の場合は、高校生も大学生も「脱毛」が1位で、高校生は「毛染め」が2位、大学生では「フェイシャルエステ」が2位でありました。
弊社主催の加盟店が主役のフランチャイズ商談会zoom版でフィットネスやエステ事業をお聞きになった会社が商談会の後に、「新規事業としてジムを検討している」と話をされると大歓迎の声が上がったり、女性社員に「新規事業としてフェイシャルエステを検討している」と話された会社では既存女性社員の中から立候補者が出るということが続いています。
これまでの新規事業・多角化の選ぶ基準は、経営者がアンテナを張り巡らせて・・・というものでありましたが、コロナ禍後の社会においては、より「地域密着」「地域限定」の度合いが高まることから、地域の消費者の一部である「従業員」の声が重要になるのかもしれません。
それを究極に考えたのが、「自社の社員が熱狂的なファンになるビジネス」という発想です。
これまでの事業において、自社の社員が自社事業の熱狂的ファンになったケースはどれほどあるでしょうか?
自社の社員が熱狂的なファンとなる事業を新規事業として開始出来れば、どうでしょうか?
顧客の声を把握するのも、地域における評判形成を作ることも、スタッフの雇用を考えることも何もかも、これまでとは一変しないでしょうか?
コロナ禍によって、人々の移動が制限され、従来の様に若者が気軽に都会へ行き消費するということが制限され、東京や都会のビジネスが地方に来るという流れが遮断される時代においては、閉ざされた地域内における「循環」が重要になります。
そして、これは人財採用に強力な武器となります。
AMTUL(アムツール)の法則はご存知だと思いますが、AMTULEになると思うのです。
Awareness 認知
Memory 記憶
Trial use 試用
Use 使用
Loyal use 愛用
Employment 雇用
今回の「地域循環型ビジネス」×「自社の社員が熱狂的なファンになるビジネス」発想で考えると、Loyal use愛用の次のステップに、Employ 雇用があるのではないか?と思います。
Loyal use愛用者層に多数の既存社員が含まれるからです。
SNS社会において、愛用者同志は簡単にネット上でつながりを持つようになります。そしてそのつながりの中で、「自分の大好きなことを仕事にしている」生き方を知るのです。
コロナ禍後の社会がどのようになるのか?まだまだ研究は続きますが、現時点で見えてきている世界と、実現可能なことをお伝えしました。