Posted by Akira Tsuchiya ● Mar 15, 2021 12:04:47 AM

フランチャイズ・ショーに参加して。

72021年3月9日〜、今年も日経のフランチャイズ・ショーに参加した。
 
約7年ほど前からフランチャイズ・ショーのインターナショナル化(国際化)を日本経済新聞社に提案して、毎年毎年、海外からの入場者を一緒に増やしてきた。
FC本部への海外進出向けのセミナーも行った。
海外のフランチャイズ・ショーの開催者を日本に呼ぶことも提案した。
海外からの来場者向けに通訳を付けて、魅力ある本部ブースを回るというツアーも開催した。
2020年はフランチャイズショー自体が中止、今年は緊急事態宣言下での開催。
当然コロナで海外からの来場はほとんどなし。
 
 
7年前、そのような考えになったのはJETROと一緒にニューヨークのフランチャイズショーに日本の企業を連れてブース出展をしてからだ。
 
当時JETROの海外コーディネーターを兼務していた私は、様々な海外のフランチャイズデータを見ていくうちに、世界第2位のフランチャイズマーケットの国である日本のフランチャイズが一向に世界に出ていかないことに疑問を持っていた。
 
米国のフランチャイズは本部の創業当初から世界を見ている。
米国国内のフランチャイズは世界1位の規模を誇っている。
海外への進出フランチャイズ本部も世界1位。
 
創業当初から世界を見る米国本部。
まずはある程度大きくなってから、海外からのオファーを待ち進出を考え始める日本本部。
 
 
展開のスピードにも、店舗数的にも非常に出遅れているのが日本のフランチャイズ本部。
 
また、ショー自体への海外からの来場者も非常に少ない。
これほど大きな日本のフランチャイズマーケットにもかかわらず、海外からの来場者数の割合が非常に低いという特徴がある。
 
シンガポールのフランチャイズショーは非常に国際的。
ブース出展者をみてもアジア諸国やEU、アメリカと非常に国際的だ。
 
ブース出店者も、ショーの来場者も、もっともっと国際的になることが、日本フランチャイズが世界に出ていく指針になるのではないかと考えている。
 
 
 
国際化の話はさておき、毎年毎年このショーに関わっていると時代時代のトレンドが見えてくる。
 
ここ数年は、学習塾→介護→コインランドリー→フィットネスだ。
 
今年はフットネスジムのブース出展が非常に多かった。
 
今までの学習塾、介護、コインランドリーが今どうなっているか?
差別化できないものは消えていっている。
 
どんな差別化?顧客の視点でどんな差別化?
自分たちの本当の商品は何で、誰が本当の顧客なのか?その顧客はフィットネスに何を求める?
その顧客にどうやってアプローチするのか?
 
この分析が一番大事。
 
 
 
コンビニは過当競争だが、セブン、ファミマ、ローソン、の三つ巴。
 
日販売上を見ていても頭一つ出ているのはセブン。
名だたるアントルプレナー経営者が他社に入っても、セブンを追い越すどころか追いつくことさえもできない理由は何?
経営論で言う規模の論理やディストリビューティングだけでは無いなにか?
商品の品ぞろえの違い?
 
それは誰のためにすることで、なぜ?
 
そこを考えてみる。
 
当たり前の徹底。凡事徹底。
ほしい商品があって、売り切れしていない状態。
単品管理と商品開発力。
 
コーヒー、一つとってもマシンまでメーカーと一緒に企画開発するこだわりよう。
商品のPB化にもぬかりなし。
 
 
 
国内でも海外でも、食料品スーパーでも元気なドン・キホーテ。
 
安売りスーパー、大規模量販店、高級スーパー数ある中で、ドンキのセグメントはどこなのか?
どんな商品の品ぞろえ?それは誰のために?なぜ?
 
そこを考えてみる。
 
 
顧客の顕在化した意識に聞くのではなく、潜在意識に聞く。
それこそ「あったらいいな」を顧客の立場で考えて商品を開発する、業態を作る。
 
 
これ大事。
 
 
アセンティア・ホールディングス
土屋

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