第二の鎖国からの開国!

観光、健康、環境

舌を噛みそうだが、これが弊社が考えるこれから5年の成長分野だ。

今回は観光

コロナ後で世界中の人流が活発だ。
日本人も老いも若きも日本中に旅行にいくようになった。
国の旅行支援金のおかげもあって、土日などは新幹線の駅も空港も大賑わいだ。
(もうそろそろ旅行支援は必要ないと思うけど2023年11月まで延長したのね。日本政府さん大丈夫?)

それに輪をかけてすごいのがインバウンド。
海外からの旅行者だ。中国の団体旅行はまだ戻ってないけど、欧米系、アジア系、
中国以外の観光客はコロナ前以上に戻りつつある。

今の日本が鎖国開国時と同じとしたら、当時 ペリーが来て鎖国を開放した日本で開国した後に伸びたマーケットはなにか? 貿易、物流!

今、コロナ禍で貿易は止まった。世界の港に空のコンテナが溢れ、コンテナがないから防衛できない時期もあった。
今はどうか?少しづつ戻りつつある貿易、物流。牛耳るのは中国。

 陸路、海路。
 かって海路貿易大国だった日本。
神戸、横浜港。今では見る影もない。

画像

出典
https://honkawa2.sakura.ne.jp/6680.html

インバウンド

モノは日本を通らなくなった。
それ以上に地理的にコスト的に魅力ある市場がそのマーケットを取っていったからだ。

ヒトはどうだ。

画像

出典
https://www.globalnote.jp/post-3608.html

コロナ前2019年度で12位。
1位のフランスは8900万人で、自国の人口より観光客が多いという。。。
3月に2週間ほどパリにいたが、完全にオーバーツーリズム状態。
しかもフランスの場合、街自体が美術館なのでParis一極集中だから。。

2022年の都市別ははこうだ。

画像

モノはヒトによって動かされるけど、ヒトは自身によって動く。
ヒトを動かす魅力を日本が持てるかどうかが大事。

ありがたいことに先人の努力もあり日本には昔から観光資源がたくさんあって、
黄金の国ジパング、日のいづる国、神秘の国。
神社仏閣、雪、食、温泉、リゾート、街の清潔さ、etc

またコロナのような事態が来るかもしれない??
当然その可能性は消えません。
でも、ヒトが動く「旅」が未来に渡ってなくなることは絶対にないと思うんです。

どんなにITが進み、バーチャルの技術が進み、AIが進み、アップルがApple Vision Proをだしても。

旅の臨場感、空気感、匂いは、そこに行かないと感じられないものだから。

ご多分に漏れず、今回も世界への開放、開国はほぼ最後だった日本。
日本に行きたいと世界中が思っているのであればありがたいこと。
円安の効果も当然のことながらあるのだけれど
そんな日本の鎖国開国による2022年の状況を少し深掘りしてみた。

インバウンドの消費活動


コロナ前と大きく違っているのはそのインバウンド客の消費活動であり、消費環境だ。
団体の中国人が多かったコロナ前は消費構成は完全に買い物への支出がダントツだったけど、今は宿泊費。

画像

→弊社調べ。

考えてみてほしい。
宿を確実に予約してから旅行に行かないか?
若い頃、インターネットも携帯電話もない頃にバックパックで世界中走り回った頃は、宿もその日暮らし。予約ができなかったから。
YH(ユースホステル)に泊まり歩いたけど当時はなんとかなった。ヨーロッパを冬に回ったけど冬季は閉めてるYHに無理やり止めてもらったこともある。。

今は便利になったもので宿はネット上の予約サイトで世界中どこでも予約できる。
ネット予約でクレジット決済なのだから、予約時に売上が確定するわけだ。
飲食ではそうはいかない。顧客が来店して、食事して、最後に売上確定だ。
ましてや予約して来店しない客もいるのだからたちが悪い。。。

インバウンドの組人数ってデータがない?


海外からのインバウンド客。
いったい何人で来日してるのかって考えたことありますか?
そのデータは、国にも政府にも、どこにもないんです。

なぜそれに関心持ったかというと、
海外を走り回り、旅をするのが好きな私は、海外でよく痛い目にあいます。。。
それはホテル。

チェックインして部屋に入ると部屋の奥にドアがある。
最初の頃はこれ何?って感じでした。
コネクティングルーム。
大人数で泊まるときに二部屋が一つになるために部屋をつなぐドア。
これが曲者。

大人数で泊まるときは最高に便利なドアだけど、ひとりでホテルに泊まるときには厄介者。
ほっとけばいいじゃないかって?
そういうわけにいかないんです。

先述のように今年3月に、フランチャイズ・ショーの関係でParisにいたと言いました。
その時の最初の部屋がこれ。コネクティングルーム。

厄介なのは、横の部屋の音が丸聞こえで、うるさいということ。
耐え切れずに3日目に部屋をチェンジしていただきました。。。

海外のホテルには、結構あるんです、このコネクティングルーム。
何故か?家族4人以上で移動する、宿泊することが多いからなんです。

日本はビジネスホテルにはまずない。
シティーホテルも一部だけ。

要するに日本では4人以上で移動することが少ないからニーズがないんです。

だからさっき行ったようにインバウンド客が何人できているのか?
データがないので、弊社お得意の自分で調べる!

羽田空港と関西空港で調べたのがこれ。

画像
一組人数別入国者数

二人客(オレンジ)が一番に多いのですが、羽田はビジネス空港でもあるので一人客(ブルー)も多い。グレーの3人客まで入れるとそれぞれの空港ともに80%くらいなんです。

ということは。。。
20%は4人以上ということになりますよね。

この人たち、どうやって日本のホテルに泊まってるんだろうと思ったわけです。

コロナ禍に日本中走り回ってた私は、ホテルでこのような光景を多く見ることになりました。。。

ドアのセキュリティーバーを出して、部屋のドアを開けっ放しにして、それぞれの部屋を老廊下越しに行き来する人たち。それはせっかく日本に来てるのに夜も家族や友人と一緒にいたいですよね?

一部屋で泊まれないから、こういう状態になるわけです。

そこで考えました。
グループで泊まれるホテルはないものかと。

四人以上一室で泊まれるホテルがない?


ありました。
MIMARU 2ベッド、3ベッドでリビング+ダイニングもある。
サービスアパートメントのような部屋です。でも高い。。。

弊社の東京事務所の近くになんと3つもあるのです。
夜、いつも帰宅時に観ていると、ほぼすべての部屋の電気がついて満室。

出てくるのは家族!
アラブ系とか家族の人数が多いので普通のホテルには泊まれない。
なんでアラブ系かと分かるのか、当然異国の日本で彼らの民族衣装のトーブもアバヤも着ていません。私、中東が好きで友人も多いので彼らを見ると服装が違ってもすぐに分かるんです。

あとは欧米系、アジア系。。

家族で来日する人達は非常に多い。

中央区、台東区は民泊が許可されていませんが、どう観ても観光客っぽい欧米人が近隣のマンションに入っていきます。
エアビーのような著名サイトではなく、それぞれの国に日本の民泊サイトがあると思うんです。そこには、中央区や台東区の民泊禁止地区の部屋も多数出ている。

日本人にはわからない、各国の日本の宿サイト。。

それほどまでにニーズがあるのに、今までの日本のホテル設備では対応できない現実。

そこってマーケットニーズがあると思うんです。

高級貸し切り宿ってなに?


「今昔荘」のフランチャイズ

ポイントは

・一日一組の貸切宿
・平均8〜12人で泊まれる宿
・3〜4ベッドルーム+リビング+ダイニングで簡単な料理は自炊できる
・風呂にはこだわり
・物件は築古の戸建て民家、中古ビル等々
・内装は全改装なので古く家賃が安いほどよい
・一泊 8万円〜12万円(一人あたりにすると平均約1.5万円〜で安い)
・事業初期投資は飲食店を1店舗作るより安い
・社員一人とアルバイトのみで20施設は対応できる
・原価はほぼない(OTAサイト手数料のみ)
・部屋の清掃は連泊中は必要ない
・清掃も自社できる
・食事は提供しない
・チェックイン時のみ対面対応
・アルバイトは非常によく集る(英語を使いたい若い人たち)
・収益性は非常に高い、営業利益率は30%以上


近くにそんな物件や自社物件ありませんか?
ホテルのワンフロアの改装でも対応できます。

予約はOTA(予約サイト)から。
自社予約比率も上げていきます。

顧客はネットでホテルを予約するのだから、ネット上の見た目が重要。
リピーターでない限り、ネット上での内装、外装、デザイン、見た目とレビューが命です。

この今昔荘は、それぞれのエリアの今と昔の歴史をデザインに組み込んだ部屋を設計します。
日本酒を製造していたエリアなら酒蔵を、川や橋が多いエリアなら、水、川、橋をデザインに。

今と昔の歴史をデザインに。
横の旅も縦の旅(歴史)も楽しめる空間創り。
今昔荘。

インバウンド客は温泉や日本の浴場に興味を持っています。
ならばカッコいい浴場を作ろう、露天風呂、屋上に。
みたいな設計思想です。マーケットインの設計思想なんです。

今回は、これから伸びるであろうと弊社が考えるマーケット、
・観光
・健康
・環境

のひとつ
観光について書いてみました。

ご興味ございましたら下記までご連絡ください。

今昔荘情報

内装、外装、部屋風呂のデザイン、ビフォアー・アフター改築状況 等々はこちら。

https://blog.assentia-hd.com/fc/konjakusou

https://fc.assentia-hd.com/ja/konjakusou

今昔荘
https://konjakuso.jp/

ご興味ありましたら、土屋までご連絡ください。
詳細の説明をさせていただきます。

アセンティア・ホールディングス
代表 土屋

http://www.assentia-hd.com/

atutiya@assentia-hd.com