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人手不足にフランチャイズ加盟企業はどのように対応するべきか2022年9月
人手不足に
フランチャイズ加盟企業は
どのように対応するべきか
空前の人手不足がやってきました
これは予測できたことで、その予測に対して手を打ってきてなかったことの結果でしかありません。
もう10年以上前からフードビジネスにおける人材採用難は現実のものでした。
2019年から私たちは加盟店が主役のフランチャイズ商談会を Zoom で行うようになりまして、今まで以上に様々な経営者の新規事業についてのご相談のみならず、フランチャイズ加盟店経営についての課題、本業含めた今の企業全体についての課題についてお話しいただき、ご相談を受けることになりました。
その中の新業態探しの一つのキーワードとしては、某社長から相談された言葉で、私達も何度も使っている言葉ですが「マンパワーに頼らないストックビジネス」ーー人手に頼らないストック継続型積み上がり型のビジネスーーこれをキーワードにしています。
つまり、人手不足を前提としたビジネスモデルを会社の中に組み込むという発想です。
私達はそういうビジネスを見つけてきて、商談会でご紹介しています。
ところで今日は、私たちはアセンティア・ホールディングスの活動についても、もう少しお話をしたいと思います。
先ず我々はフランチャイズの紹介業者ではありません。
私たちはフランチャイズというものが、本部にとっても加盟店にとっても素晴らしいものだと確信し、フランチャイズがより素晴らしくなるように全方向に向け活動をしています。
フランチャイズ本部に対しては、素晴らしいフランチャイズになるための知恵・知識・情報をお伝えして、本部経営の改善もしくはチェーン全体の改善に繋がるような働きをさせて頂いております。
また加盟店である皆様方に対しても、単に案件を紹介するだけじゃなく、会社全体の戦略立案や人材採用業務の効率化などなど様々なテーマのご相談に乗らせていただき、解決策を具体的に導き出すご支援も仕事としております。
フランチャイズ本部に対して、どんなことをしてるのか?ということを今まであまりお話をしてこなかったと思うのですが、イメージして頂ければ良いと思いますのが、牛角が三軒茶屋の一店舗からなぜ短期間で成長できたのか?ということです。
単にVLが加盟開発を専門でやっていたからではありません。
本部の社長が改善意欲旺盛でどんどん改善していかれたのです。顧客がより満足してくれるための様々な改善ノウハウを次々に吸収し、様々な他のフランチャイズでうまくいってるやり方を次々に吸収することによって、類稀なるチェーンに成長できました。吸収すべき材料を探し出し供給する役割が必要だったのです。
私たちがお手伝いするフランチャイズ本部として「アーリーステージ=成長初期段階」のフランチャイズ本部が多いのは、まさにこういう改善案に対して本部が貪欲だということなのです。
決して我々の案が必ずしも最高・最善であるわけではありませんが、本部の社長として、常にもっといいものはないか?常に何かもっと良いやり方があるんじゃないか?と、貪欲に吸収し成長するという進化を目指されている本部の社長にとっては、適当な相手なのだと思います。
フランチャイズ本部とフランチャイズ加盟店、ザーとジーの関係についても同じようなことが言えると思います。
「本部の決めたことだけをしていれば良い」というような一方通行の命令伝達型のチェーンオペレーションは本来フランチャイズの趣旨とは反しています。
フランチャイズとは、多くのフランチャイズ契約書に記してあるように、「本部と加盟店は独立した事業者」であり主従関係がある関係ではないというものです。本部と加盟店はお互いの役割を補完するための関係であり、同じ目的を達成するために集う仲間であり、どちらが上でどちらが下だというような関係ではないということです。顧客がより満足してくれるための工夫は互いの責務であり、より良い策を講じることが出来たら真摯に学び合うべきものだと思うのです。
そういう観点から、スーパーバイザーの一番重要な仕事というのは、本部がまだ気づいていない現場での顧客満足のための創意工夫を察知して、行って調べて理解して、標準化した上で、全加盟店に広めることである。これこそがスーパーバイザーの仕事であって、同じ目的を達成するために努力している仲間の努力を正当に評価して、引き上げて、全体の最適のために使うという、そういう発想でした。
もちろん本部にはそのベースとなる本業の格好たるオペレーションや、物流システム等々が揃っているのは言うまでもないことですが、その上で本部と加盟店は対等な立場で、対等の目的すなわちお客様の最高の満足のためにお互いが切磋琢磨するそういう関係であるのです。
今日のメインの話に戻ろうと思います。
人手不足対応の新しい業態 マンパワーに頼らないストックビジネス
ASSiST24(アシスト24)という24時間フィットネスのことは既に何回かご紹介したと思います。
これが結構進化型のフランチャイズなものですから、ご紹介を補足したいと思います。
本部の社長に前述のような情報を提供しますと、どんどんどんどん本部が進化していきます。
例えば、このビジネスは私たちと出会う前から地方での成功要因はローコストオペレーションだと割り切り、最初から1オペレーション(雇用人数1名)だったのです。
雇用する総人数がそもそも一人だけなんです。
脱サラ個人で仕事を始めるならば、1名はすごく気楽でいい仕組みなのですが、企業として取り組む場合、たった1名の新規事業というのは、却ってマネジメントが難しいと思われていました。
そんな中で提案したのが、zoomによる全店朝礼です。直営も加盟店も分け隔て無く朝礼を実施するのです。本部はすぐに実践をしました。
毎日一定の時間に本部も直営も加盟店も全店つないで朝礼を行うのです。
直営店のみの企業なら当然の景色なのですが、フランチャイズになると途端にやらないケースが多いのです。
zoom朝礼で毎朝確実に全店・全スタッフの様子を見る・声を聞くというこの基本的なことが全体のレベルを一気に押し上げました。
最近では朝礼の中でお客様に喜ばれたことなどの事例共有を行なっているようです
加盟店同志がどんどんどんどん切磋琢磨して、レベルアップする仕組みが、日々の活動の中に組み込まれています。
また営業面でも改善されてますが、時間帯別に明確に来店顧客を分ける政策を取ってることです。
午前中は男女の高齢者です。
夕方以降は完全に若い男性です。
ある意味カーブスの男女とエニタイム男性両方とも相手にできるお店になりつつあります
マンパワーに頼らないストックビジネスとして、
業務レンタカーという新しいフランチャイズのご紹介をしています。
レンタカーと言っても、1日2日の観光で使えるレンタカーではなく、一週間以上貸し出す長期のレンタカーです。
しかもプリウスを一か月借りても55000円という格安価格です。
中古車を仕入れてレンタカーに使うというモデルだから実現できるのですが、ポイントはこちらもワンオペレーションなんです。
レンタカー店でありがちな煩雑な業務を全て仕組み化してしまって、一つはオンライン上の仕組みに組み込み、お客様の来店時間がかぶらないようにオンライン上でのスケジューリング段階で自動化する点。
もう一つは、個々の業務を大変コンパクトにまとめているという点。
更に上手に外部専門家に業務を委ねるということをしている点です。
そして毎日夕方4時になると翌日1日の朝から夕方までの業務スケジュールが30分単位で確定してプリントアウトされてきます。スタッフは毎日明日の仕事の段取りが分かってしまうのです。仮に明日代わりのメンバーが店舗に来たとしても、全ての段取りは固まった状態になっている、そういう業務管理システムを取り入れているのです。(実はレンタカー業務におけるこの業務システムは本部が特許を取得済みなのです!)
・・・いかがでしょうか?
これらの「ワンオペ」するための創意工夫は、皆様の会社にも役立ちませんでしょうか?
かつてMacDonaldが、ハンバーガーを素早く焼き上げるための厨房システムに腐心したように、レンタカー業務を1名でこなすために腐心して特許まで取ってしまう。
1名業務の品質を上げるために短時間の朝礼を全店でやってしまう=日々改善しているので問題が大きくならない等、少人数でやりきる決意の中には学ぶべきものが多々あるように思えます。
このようなノウハウの勉強目的の本部面談でも大歓迎です。>>10月21日(金)のzoom商談会へご参加ください。
ASSIST24の情報が欲しい>>ASSiST24
業務レンタカーの情報が欲しい>>レンタカー
そして、究極の人手不足対応としてご紹介したいものが、もう一つあります。
それはロボットです。あなた自身の働きを2倍に高める可能性のあるロボットです。
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