海外の事業パートナー Story(フランス)
そんなプロファイルをしっかり見抜いていくことが大事なんだと思います。
「本質の追究」
弊社の事業理念です😁
フランス加盟企業について
☆花の都 Paris😁
学生時代から数えて何回行っただろうか。。。
旅で行くのと住むのとは全く違うということは頭では理解しているが、一度は住んでみたい街である。
そんな街からフランチャイズの問い合わせが来た。
2022年7月29 日
日本のとあるケーキshopをParisで展開したいと言う問い合わせだ。
スイーツの本場パリ。そこで展開できる日本のスイーツとは???
コロナ禍でもあり簡単に渡航できない状況の中で何度か開催したオンライン会議。
長らくフランスに在住しているアジア人だ。
海外からの問い合せは、いつもこんな感じでブランドに対してはふわっとしている。
ブランドと言うより、こんな感じの業態をやりたいというオファーが多い。
彼らは長らくその国に住み、その国のマーケットを知っている。
私たちはその国のことをある程度は知りながら、日本の業態については多くの知見がある。
何回かの会議でいろんな意見が出たあとに、日本への視察(インスペクション)ツアーとなった。
☆インスペクションツアー
コロナ禍にも関わらず彼らもパリから日本にまで来た。
日本縦断、4泊の視察ツアーだ。
新幹線の広島駅で待ち合わせ。
広島→大阪→東京→長野
店舗数で言うと10数軒の店舗とそのブランドの本社を周った。
夫婦で来られた彼らは、すでにとある台湾ティーのフランスのマスター権利を取得し事業展開していた。
初日から旦那さんがあまり喋らないので、シャイなのかと思ったら日本に着いてから食あたりになったらしく、試食もあまりできない大変な状況でのツアースタートとなった。
日本についてから、双方の情報を持ち寄って、どんな業態がパリで成功するか?
ほんとにスイーツが良いのか?台湾ティーを展開している彼らにとってQSR(クイックサービスレストラン)で軽飲食を望んでいたのは事実だ。
だから素人でもできる、オペレーションが簡単な業態=cafe、スイーツとなるのだろう。
あえて私たちは自分たちの過去の経験から、パリで成功すると思える業態を多く視察に組み込んだ。
それはラーメンだ。
私たちも何度もパリに視察に行っており、どんな日本食業態が繁盛しているのかという情報を持っての視察ツアーであったので説得力があったわけだ。
ラーメンだけで7ブランドは周ったと思う。
「この味はもうパリにある。」
「これは斬新な味。」
いろんな意見とともに周った4日間だった。
インスペクションツアーは弊社にとっても非常に価値のある情報源である。
その国の生きた情報がどんどん入ってくるわけだ。
あーでもない、こーでもない。
それは面白い!出店するならこのエリアが一番良い!
などなど業態、立地、競合店、様々な情報が交差してプロジェクトが動いていく。
4日間のツアーが終わり、フランスに帰国した彼らから届いたメールで評価が高かったのが、2024年から私達がパリで展開することになった「土鍋味噌ラーメンたけさん」だ。この企業は長野にたった1店舗しかない企業だ。
結局、スイーツの問い合わせから、展開したブランドは土鍋味噌ラーメン😁
私たちはこのような経験をたくさんしている。
まだ知識のない状態で弊社に問い合わせたブランドや業態とは全く違う事業を彼らは展開することになる。
私たちの会社は、「Business Design Firm」を標榜しており、単なる仲介者ではないと思っている。
「この日本のブランドを自国で展開したいので仲介してくれ!」
このような問い合わせは多い。実際に私たちもそのオファーも受けてはいるが、弊社の事業の真髄は違うところにある。
お互いの情報を持ち寄って、それぞれの国でどんな業態を展開するのがベストなのか?を議論して詰めていく。
実際に20店舗以上展開している、国単位で言うと最大規模の展開国であるインドネシア加盟企業の最初のブランドオファーも天丼だった。
それも「てんや」のブランド指名で😁
本部にも問い合わせ、インドネシアの彼らともMTGして、現地のマーケットも何度も見に行って議論し、最終的に彼らが選択したのは「濃厚豚骨醤油らーめんばり馬」だった。
インドネシアサイドの株主を全員集めて、彼らの家(大豪邸😁)で日本からスープを持っていき豚骨ラーメンと鶏ラーメンを私が作ったことを今でも思いだす😁
伝えたいのは、インスペクションツアーの価値だ。
フランチャイズ本部に問い合せても、当然だが自社のブランドしか紹介しないだろう。私たちは、問い合せやブランドオファーは受けるが、その国で成功する業態やブランドは何なのか?を一緒に考え、探し、作り上げていく。
その国を知り尽くした現地候補企業と、日本や日本のブランド、業態を知り尽くした弊社が議論してブランドを精査していくのだから自然と成功の可能性は高くなるわけだ。
このような機能を持った企業は日本にはない。
もっともっと私たちをうまく使ってほしいと思う。
☆なぜ日本、長野に1店舗しかない、たけさんラーメンが選ばれたのか?
それでは話を戻して、フランスの彼らがなぜ、たけさんらーめんを選んだかを少し解説したい、。
日本は食文化が長く多彩で食材も豊富だ。
独特な多様性のある食文化が特徴だ。
これほどまでの料理の品種が多い国は珍しい。
特性のある気候と風土によって作り上げられてきた日本固有の文化なのだ。
フランスはどうか?
世界三大料理にあげられるフランス料理。
彼らもまた食文化という観点からは日本とおなじで長い歴史と文化がある。
*ちなみに世界三大料理とはフランス料理、中華料理、トルコ料理であり、日本食もイタリア料理も入っていない。。。
食に文化がある国は、食に文化がある国や企業をリスペクトする。
これは当然の流れだ。
対象顧客がフランス人であり、パリジャンやパリジェンヌであるならば、当然のことながらストーリーや歴史は売りになる。
たけさんは、245年続く老舗味噌屋に歴史ある木樽でラーメン用の味噌ダレをお願いして作ってもらっており、長野小布施という歴史感のある土地も魅力的だった。
文化は簡単にお金で買えない。
文化は短期間で作れるものではない。
だからこそ、そこにリスペクトが生まれる。
フランス人はそれをきっと理解するという視点から、彼らは商品にこだわりのあるたけさんラーメンを選んだのだ。
視察ツアー時に日本人に有名な他のラーメン店はたくさん回った。
でも彼らが選んだのは、日本に1店舗しかないたけさんラーメンだったのだ。
チェーン店はフランスには向かない。
いまでこそ、マクドナルドやスターバックス等々のUS系ファストフードもパリでは普通にあり、昔からのフレンチcafeと共存しているが、一昔前は閑古鳥だった。
それらフランチャイズ加盟企業もフランス企業ではなかった。
☆いよいよParisで開店
開店はパリオリンピックの少し前、2024年5月だ。
日本の長野での店舗研修には旦那さんが自らが入った。
その国で長く続くブランド作るには加盟店の、そのブランドへの「愛」がないとだめだ。
複数店舗を展開しても、愛情がないとどんどん店舗が廃れていく。
「仏作って魂入れず」、状態。
世界でそんな店舗をたくさん見てきた。
開店までの施工には苦労した。。
彼らが選んだ施工会社があまり良くなかったのだ。
開店日にシティーガス?が開通せずにプロパンボンベを買いに行き、ガス器具も一時的にすべてプロパン用に変更したり、、
施工上あり得ない場所に、ありえない物があり国の開業許可がおりずに再工事になったり。。。
今思うと「思い出」ですが、当時は、これ結構「重いで。。」でした。。。
グランドオープンは1ヶ月遅れ。
日本のたけさんのオーナーが1ヶ月おいて、2回目渡仏するというイレギュラーもありましたが無事開店できたのでした。
2024年の開店からもうすぐ2年となりますが、お陰様で売上も順調で、この度2号店をパリ4区に出店することになり、物件契約を終えました。
また、この企業が展開する新たな日本食の新業態も加盟契約と物件が決定しました。
2026年の5月頃には2業態2店舗同時オープンとなりそうです😁
これからも彼らをしっかりとサポートしていきたいと思います。
PS
日本のフランチャイズブランドに興味がある方は、ぜひ一度弊社にお問い合わせください。
いろいろと議論してベストな業態を自国で展開しましょう!!
Assentia Holdings, Inc
CEO Akira
