こんな古いビルの、しかもワンフロアでも良いのですか!?
今回、今昔荘の視察に訪れたマルチフラチャイジーの経営者は驚いた。
今昔荘とは
- インバウンド消費の35%を占める宿泊ビジネスの中で中小企業が勝てる戦略を持った宿
- 民泊激戦の大阪で実務を通じて見出した成功法則①魅力的な内外装、②大人数対応、③非常駐型を実践
- 古い戸建て、古い店舗住居一体ビル、古いテナントビルの1フロアを賃貸で活用可能
- 社員一名で20施設運営できる
- 飲食業経営から生まれた飲食経験者が成功しやすいモデル
です。
今回の視察は、大阪のテーマパークUSJにも近い【大阪港駅】から徒歩五分のビルの1フロアを賃貸し改装した宿、そして大阪環状線弁天町駅から徒歩5分ほどの表通りから2本奥に入った住宅と店舗と工場等がごちゃごちゃ乱立する地域。更に数件を一気に視察しました。
入口は専用階段がある物件でしたので、怪しげな感じはありません。中に入るとこんな感じでお洒落な雰囲気。きれいなマンション?という感じ。
そしてこれがお風呂。今昔荘はどの施設もお風呂に特徴があります。
お風呂に特徴を持たせているのは、外国人観光客が温泉には興味が強い反面、大浴場のように他人に裸を見せることに抵抗感を持っている方々多いことから、宿の中で家族や恋人、仲間同士で入ってもらえる風呂が、【目指してやってくる宿】を創り上げています。
2軒目は、築60年近い一軒家を改装したものです。
お風呂の様子はこの動画をご覧ください。
次に訪問したのは、今昔荘シリーズで最も新しくオープンした【天下茶屋】
築古戸建てのリノベーション物件です。
これまでの経験の中から随所に工夫が観られる宿でした。
道頓堀 こちらが最初の今昔荘をオープンした物件
事務所兼住居だった物件を借りています。しかもこちらも一棟丸々の賃貸ではなく、一部はオーナーが利用されていて未利用部分を複数フロア賃貸しています。
1号店の開業後、調子が良かったので他のフロアも借りました感じです。
このような事務所兼住居物件は、結構存在し、オーナー自身が高齢になると近所の新しいマンションに転居するというケースが観られますので、未利用になったような物件が最適です。
心斎橋
こちらも良くある物件
1階が店舗で、2階事務所、3階が住居だったような築40~50年の3階建て。
今回は屋上に壁を立てて風呂を設置しています。
このような住居付き店舗、住居付き事務所物件は各地に多数存在していると思います。
一棟丸々借り上げて、改装して今昔荘としてよみがえらせます。
社員1名で20施設は運営可能
気になるのは緊急時対応ですが、24時間の電話とメールの窓口は、USAに置いてあり一時対応はUSAで英語と中国語のわかる日本人が対応し、その後に各施設マネージャーに連絡が来るという仕組みだそうです。地域に20施設を1名の社員で運営はらくらくできるということです。
人は優秀な人材が山ほど集まる
社員以外は学生アルバイトが大活躍します。
そしてその学生の質は驚くほど高い。飲食に応募してくる層とはかけ離れた優秀さです。
多分、インバウンドが成長産業だということから、どうせ働くなら成長産業でと考えていることと、英語が話せ、外国人とコミュニケーションできる仕事を求めている感じを受けます。学生時代に就職のために経験するというインターンシップ(無給の就業経験)と近い感覚で応募しているようです。
肝は事業戦略作り
今昔荘は出店する場所の土地柄にあったストーリーを一つひとつ作って、そのストーリに合う内装を設え、Web上に掲載する写真を撮影し、Web上で公開する動画も作成し、立ち上げのマーケティングを行うという一気通貫の仕組みです。
デザイナーはデザイナー、運営は運営と分けてしまうと、どうしても個々のエゴが出てしまう。利用されるお客様の利用シーンを思い描いた戦略作りが最も重要です。
参考:今回の弁天町の宿の動画
次のステップ
資料はコチラから>> 今昔荘資料ダウンロード
視察ツアー >> https://share.hsforms.com/1j0fYG0pUQV2cO4y3w_Chew3bt3k
飲食店の視察と違い、他のお客様の利用中は当然ですが中に入れません。宿泊施設は中までご覧いただかないと視察の意味がありません。今昔荘の稼働率が高いために毎月1~2日、視察用に日程を押さえております。その日程にお越しいただき、視察または試泊をいただきます。
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